『”独自の分野の専門家”として肩書きを名乗ればビジネスにつながる』は本当か?

 

「これからは差別化しないと生き残れない。なぜなら、その分野には既に先行している人がおり、その分野で戦うのは分が悪い」

「差別化するためには、誰もまだ存在しない分野を自分で作ってしまうのが一番である。なぜなら、それは独占市場となるからだ。そのためにも”自分の強み”を発見してUSPとし、”独自の分野の専門家”として名乗ればよい!」

 

これらは、よく起業塾やマーケティングコンサルタント、集客コンサルタントが言っていることです!

 

なんでこんなことを話題にしたかというと、実は、とあるイベントの関係で個人名刺が必要となってしまいました。そこで名刺を作らないといけないわけですが、2年前に個人名刺を切らしたまま作らずにおりました(別に必要もなかったので)。

 

2年ほど経ってしまったので名刺を作り直そうと思ったのですが、肩書きを含めていろいろと見直さないといけないところが出てまいりました。そこで、自分の役割を端的に表す肩書きを考えているうちに、「本当に”独自の分野の専門家”として肩書きを考える必要があるのか?」という疑問が沸いてきたわけです。

 

今回は肩書きを考えている中で、違和感を感じたことを記事にしております。

 

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こんな肩書を持つ人は何をする人?

出版記念パーティーやビジネスセミナーなどでよく名刺を交換することが多いのですが、名刺に書かれている肩書を見ると良くわからないことがあります。

その一例として、ググってみると以下のような肩書きがまとめサイトに登録されております!

・ハッピーコーディネーター
・ハイパーメディアクリエーター
・幸せライフプランナー
・勝ち組戦略コンサルタント
・ポジティブマインドセラピスト
・引き寄せ集客コンサルタント
・見込み客リストマネジメントコンサルタント
・起業家のためのセルフプロモーションマーケティングヒットメイクコンサルタント
etc…..
【変な肩書き】名前だけじゃない!「キラキラ名刺」に要注意!)

 

これらの肩書を見て、「何をする人」かということをパッとわかった人はいるでしょうか?
このような肩書をつける人は、「何をする人か?」ということを、かえって相手を混乱させているのではないかと思うのです!

 

「肩書きで差別化」をしてもしょうがない!

そもそも「USP」とは何でしょうか?

USPとは「Unique Selling Proposition」の頭文字を取ったものです。日本語では「独自の売り」「独自の売りの提案」と訳されます。

 

よくUSPの例として用いられるのはドミノピザの例ですが、個人的に分かりやすいと思っているのが掃除機の「ダイソン」の例です。

 

【吸引力の変わらないただ一つの掃除機】

 

実際、ダイソンの掃除機は「吸引力が変わらない」ということを成熟した家電マーケットに”独自の売り”として提案し、大ヒットとなりました!

 

「USP」は確かに必要です。これを明確にすることで「ライバルとの違い」が明確になります。

しかし、本来明確にすべきは「商品」や「サービス」であって、「肩書き」ではないはずです!

 

「その肩書きの仕事」にマーケットは本当にあるのか?

そもそもビジネスとは「マーケット」が存在するからこそ成り立つものです。

確かに、既存のマーケットは競争が激しいかもしれません。なので、「独自の価値を提案し、競争を避ける」こをと戦略として考えることは非常に重要なことです。だが、提案した「独自の価値」を必要とするマーケットが存在しなければ、ビジネスとして成り立つことはありません。

 

重要なのは「サイレント・マジョリティ」(物言わぬ消費者)のニーズの発見であり、彼らに対して「独自の価値」を提案することです。世の中にある「不満」「不快」などを”潜在的ニーズ”としてとらえ、それを「独自の価値」として世の中にないサービスを打ち出し、提案するからこそUSPが成り立つのです。

 

それを無視して「奇をてらった独自の分野の専門家」として名乗ったところで、お客様が本当に来るはずもありません。よくわからない肩書きは、かえってお客様を混乱させません。そして結果的に、お客様を遠ざけることにつながりかねません。

 

重要なのは「誰のために」「何ができるのか」をきちんと書いて発信すること!

結論をいうと、”独自の分野の専門家”として肩書きを名乗ればビジネスにつながるのか?ということについては、「つながるかもしれない」というのが正直なところです。

 

では、”独自の分野の専門家”として名乗った肩書きが仕事につながるケースというのは、どういう場合か?それは、相手がその肩書きを見て「この人は何をする人ぞ!」ということを認識し、かつ、それが相手にとって必要なものと感じられた場合に限ります(まあ、当たり前のことですが)。

 

そう考えると、”独自の分野の専門家としてのよく分からない肩書き”を名乗ろうが、”よくある普通の肩書き”を名乗ろうが、あまり関係ないように思うのです。

 

そもそも肩書きを一目見て、”独自の分野の専門家”として自分の強みを相手に分かってもらうことに無理があります。

 

分かってもらうためには、「自分はどんなお客様のために何ができるのか?」を何度でもきちんと洗い出し、書いて発信することが重要です!何度でも発信することで、受け手はその人の特徴や強みを認識するのです。発信すると、いろんな人からフィードバックを得ることができます。「発信する→フィードバックを得る→再考する→強みを言語化する」のサイクルを何度も洗い直し、言語化した結果が、その人の「独自の売り」となるはずです。

 

そして、言語化した強みを磨き、シンプルな言葉で表せる「キャッチコピー」を名刺の上部に書いた方が、名刺を受け取った相手がその人の強みを認識するはずです。

 

(追伸)
「でも、どうやって洗い出した結果を言語化したらいいか分からない」という方は、そのやり方を、こちらのメルマガにて配信しております。

「ブログやSNSの発信を通じて自分のファンを増やしたい!」
「自分の夢や想いを多くの人に伝えたい!」

その一方で「発信をしたいけど、文章を書くのが苦手だから……..」と、伝えることをためらってしまう人も多いのではないでしょうか?

私は、ビジネス書書評ブログ「ビジネス書のエッセンス」を7年間もの間、執筆してまいりました。

そんな私が7年間のブログを執筆して思うことは、「”書くスキル”を身につけることは、一生の武器になる!」ということです。

このブログでは「”書く”を自分の武器とする」ために必要なスキルやマインドなどを伝えてまいります。

このブログがあなたの「書くのが苦手」が少しでも払拭し、あなたの夢の実現のために「”書く”を武器にする」お手伝いができればうれしく思います。

 

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